けんのショート動画工房の筒井賢志さん
筒井賢志さんは、福津市を拠点に活動するショート動画クリエイター。
介護現場で培った「人の心に寄り添う視点」を大切にしながら、PR動画や自己紹介動画、SNS用ショート動画を数多く制作してきました。
特徴は「短い時間で最大のインパクトを届ける」編集力と、安心して依頼できる良心的な価格設定。
さらに納品もスピーディーで、忙しい経営者の味方です。
動画を通じて想いをカタチにし、人と人をつなぐお手伝いをしてくれます。
けんのショート動画工房の特徴
✔数十秒のショート動画で、見る人の心を一瞬でつかむ編集力。忙しい現代人の“スキマ時間”に伝わる
✔映像制作会社に比べて圧倒的にリーズナブル。それでいて「目的に合った効果的な動画」を提供
✔依頼から1週間以内に初稿を提出。“今すぐ届けたい想い”を逃さず動画に
✔介護現場で家族に安心を届けた経験から、視聴者の感情に響くストーリーを制作
✔累計600本以上の制作実績。PR動画、自己紹介動画、SNS用ショート動画など幅広いジャンルに対応
✔編集だけでなく、台本作りから相談できるので「自分で何を話せばいいかわからない」という方も安心
✔福津を拠点に、地元企業や施設の発信をお手伝い。“地域の想い”を広げ、ファンを増やすことに尽力
インタビューはここから
こんにちは。色々お話を聞かせてください。


はい!よろしくお願いします。
筒井さんはどんなお仕事をされているのですか?


主に企業様向けのショート動画を制作・編集しています。
具体的には、商品やサービスのPR動画や、交流会でお使いいただく自己紹介動画、SNS用の縦長動画など、幅広く対応しています。

作る動画の特徴
結構いろんな種類を手がけているんですね。
PR動画から自己紹介動画まで作れるのは、企業さんにとって頼もしいと思います。
特徴って、どんなところなんですか?


短い時間でとにかく分かりやすく、内容がしっかり伝わる動画編集が特徴です。
ずばり「最短で見せる最大のインパクト」とでも言いましょうか。
現代のユーザーは、電車の中や休憩時間など、ちょっとしたスキマ時間にスマートフォンで動画を見ますよね。
ショート動画の市場自体も今、どんどん拡大しています。
だからこそ、短い時間でいかに分かりやすく伝えるか、というのがポイントなんです。

確かに、今は数十秒で心を掴めるかどうかが大事ですもんね。
価格の面でも、こだわりがあったりするんですか?


価格は・・・正直、ご依頼いただいたクライアントからも「安すぎる」と言われるくらい安いです(汗)。
実は動画制作や編集って、映像制作会社に依頼するとかなり高額になることが多いんです。
もちろんクオリティはめちゃくちゃ高いんですが、中小企業の経営者の方には、「ちょっとオーバースペックじゃない?」と思うこともありまして。
私自身、動画はあくまで目的を達成するための「1つの道具」だと考えています。
なるほど、「目的に合った規模感の動画」を意識しているわけですね。


そうです。
例えば、近所のスーパーに買い物に行くのに、高価なプライベートジェットは必要ないですよね。
それよりも、手軽な軽自動車で十分な場合もある。
私のサービスは、まさにその「軽自動車」のような、手軽で効果的な動画を提供したいんです。
ただ、あまりにも周りから「安すぎる」と言われているので、今後は価格も上げるかもしれませんが・・・。
確かに、それなら中小企業や個人事業主さんでも頼みやすいですね。
とはいえ、やっぱり制作って時間もかかりそうですが…。


依頼を受けてから納品までのスピードにもこだわっていて、基本1週間以内に初稿を提出するというのを意識しています。
ただ、編集だけでなく台本から制作することがほとんどなので、若干前後することはありますね。
今は副業で動画編集をしているので、本業と両立しながらの時間のやりくりは結構大変だったりします。
そっか、本業と並行してやっているんですね。


筒井さんは、最初から動画編集はできたんですか?


いえ、動画を使って発信するということ自体やったことがなかったですし、そもそも編集とか自分でできるのかな、という不安もありました。
じゃあ、ゼロから学んで、今は企業向けの動画まで作れるようになったわけですね。
それはすごいです。


動画制作を始めたきっかけ
筒井さんが動画制作を始められたきっかけとか、あるんですか?


私は普段、介護施設で働いていて、入居者の方々の生活をサポートしています。
そんな中で、大きな転機となったのが、新型コロナウイルスの感染拡大でした。
緊急事態宣言発令後、私たちの施設でも全面的に面会が中止になり、普段会えていた家族と会えなくなってしまったんです。
それは…入居者さんもご家族も、本当に寂しかったでしょうね。


ええ。ご家族からの電話や手紙には、必ずと言っていいほど「元気にしてますか?」という言葉がありました。
中には「直接会えないので、様子が分からなくて…」とかなり心配される方もいらっしゃいました。
施設としては感染予防が最優先でしたが、同時に、ご家族の不安や寂しさも日々ひしひしと感じていました。
その状況、すごく想像できます。
何かできないかと考えたんですね。


そうなんです。
そんな時、「文章や電話だけじゃなく、姿や表情を見てもらえたら、もっと安心できるのではないか」とふと思ったんです。
そこで、Instagramのショート動画機能を使って、入居者の方々の日常を発信してみることにしました。
初めての挑戦だったので、撮影や編集の方法も手探りでした。
光の加減やカメラの位置を何度も変えたり、入居者さんが自然に笑ってくれるタイミングを探したり…。
もちろん、プライバシーへの配慮や、ご本人・ご家族の同意を得ることも大切にしました。
初めてでそこまで気を配るのは大変だったと思います。
でも、その丁寧さがきっと伝わったんでしょうね。


最初の動画は、本当に短いものでした。
お部屋で花を生ける方の姿、食堂で談笑しながらおやつを食べている様子、リハビリの一コマ…。
普段の生活の中で、ご家族なら「あぁ、この表情!」とすぐわかるような瞬間を切り取ってみました。
うんうん、それはご家族も見た瞬間に安心しますよね。


動画をコツコツ投稿していくうちに、ご家族や視聴者からは想像以上の反応が届きました。
「元気そうで安心しました!」「画面越しでも、父の笑顔が見られてうれしいです」「今後の投稿が楽しみです」…そんな温かいコメントがたくさん寄せられたんです。
その声を聞いた瞬間、「SNSってこんな使い方もできるんだ」という可能性と、動画が人に与えるパワーの凄さを感じましたね。
うわぁ…それはもう、やってよかったって心から思えますね。


それからは、少しずつ動画の撮影と発信を続けました。
入居者さんが折り紙をしている様子、誕生日のお祝いの場面、外の庭で日向ぼっこをするひととき…。
日常の中にある“小さな幸せ”を切り取ってお届けすることが、私の新しい役割になっていきました。
やがて、ご家族だけでなく、地域の方や介護業界の方からも「見ていますよ」「温かい気持ちになります」というメッセージをいただくようになったんです。
すごいですね、もう施設の外にも広がって、地域とのつながりまで生まれている。


この経験を通して、改めて動画には「距離を超えて、人と人をつなぐ力」があることを強く感じました。
会えない状況でも、画面越しに笑顔や声を届けられる。それは、手紙や電話では補えなかった“安心感”や“つながり”を生み出すのだと実感しました。
だからこそ、もっと多くの人に動画の力を届けたいと思うようになったんです。
介護の現場だけでなく、さまざまな場面で、この「伝える力」を活かしていきたい。
あの時のご家族の安堵した表情や声が、今も私の原動力になっています。

今後の目標
今後の目標とか、ありますか?


介護士として働き続けながら、地域に密着して、動画で商品やサービスの認知度を上げたいと考えている方々をサポートしていきたいです。
あとは技術の向上ですね!編集力はもちろん、デザインも勉強してより見やすく伝わりやすい動画を提供できたらと思います。
また社内でSNS運用もしていますが、6月から新たにTiktokも始めたので、そこもしっかり伸ばして施設の認知拡大に貢献したいと考えています(現在、社内のInstagramは別の方が運用)。
動画の力を通じて、地域経済の活性化に貢献できたら嬉しいですね。
社内はもちろん、地元の経営者さんからしたら、まさに心強い味方ですね。
筒井さんの制作した動画がたくさん世に流れ、問題解決に繋がっていくのが楽しみです。

最後に
では最後に、これを読んでくれた方に何か一言お願いします。


新型コロナでご家族と会えなくなった介護施設の入居者の方々に、動画を通して安心と笑顔を届けられた経験。
あの時、動画には『人と人をつなぐ最強のツール』としての力があると強く実感しました。
この経験を原動力に、これまで累計600本以上の動画制作に携わってきました。
あなたの想いも、動画の力で多くの人に届けるお手伝いができれば嬉しいです。
筒井賢志さんのプロフィール

名前:筒井 賢志(つつい けんし)
誕生日:1978年12月22日
出身:佐賀県有田町
出身学校:伊万里商業高等学校
家族構成:妻、長男(高1)、長女(小6)
好きな食べ物:カレー、焼肉、アルコール
趣味:ギターを弾く、読書
夢&目標:自分の得意なことで世の中に貢献し、家族を幸せにして潔くあの世へ行く
得意なこと:ノリと勢いで行動すること
尊敬する人:松下幸之助さん、森岡毅さん
1978年 | 12月 佐賀県の田舎町で爆誕、幼少から焼き物に触れ高校卒業まで田舎でのんびりと学生生活を送る |
1998年 | 専門学校卒業後、単身広島へ行きアクセサリー販売や浄水器の訪問販売、パチンコ店で働くなど職を転々する |
2003年 | 諸事情があり佐賀の実家へ強制送還される |
2006年 | 福岡へ上京し携帯ショップの店員や質屋の店員、互助会の営業、ブライダルスタッフなど、職を転々とする |
2010年 | 勤めていた結婚式場が廃業し介護施設へ建て替わることに。 ブラックな結婚式場勤務から抜け出すべく、介護士になることを決意 その後、紆余曲折ありながらも介護士を続ける |
2025年 | 現在 福津市の有料老人ホームで訪問介護の責任者として勤務しながら、介護以外にホームページ制作やSNSの運用など、大好きなWebマーケティングの知見を活かして様々なプロジェクトへ挑戦中 |
けんのショート動画工房の特徴
✔数十秒のショート動画で、見る人の心を一瞬でつかむ編集力。忙しい現代人の“スキマ時間”に伝わる
✔映像制作会社に比べて圧倒的にリーズナブル。それでいて「目的に合った効果的な動画」を提供
✔依頼から1週間以内に初稿を提出。“今すぐ届けたい想い”を逃さず動画に
✔介護現場で家族に安心を届けた経験から、視聴者の感情に響くストーリーを制作
✔累計600本以上の制作実績。PR動画、自己紹介動画、SNS用ショート動画など幅広いジャンルに対応
✔編集だけでなく、台本作りから相談できるので「自分で何を話せばいいかわからない」という方も安心
✔福津を拠点に、地元企業や施設の発信をお手伝い。“地域の想い”を広げ、ファンを増やすことに尽力