神代文字の丸山廣子さん
「ある日、突然の出会いが人生を大きく変えました」
神代文字の本を手にした瞬間、涙が溢れ、まるで何かに導かれるように学び始めたという丸山廣子さん。
初めて書いたのに、まるで昔から知っていたかのようにスラスラと筆が進んだとか…。
そんな不思議なご縁から、今では神代文字の魅力を広める活動をされています。
日本古来の神秘に触れたい方は、ぜひ丸山さんの世界を覗いてみてください。
インタビューはここから
こんにちは。色々お話を聞かせてください。


はい。
丸山さんはどんなお仕事をされているんですか?


私は神代文字(かみよもじ)の魅力を伝えています。
額縁に入ったものや掛け軸にしたものなど、神代文字を形にして広める活動もしていますよ。
そうなんですね😳
「神代」の読み方って「かみよ」なんですか?
ずっと「じんだい」だと思ってました。


神代は「かみよ」と読みます。
神様に濁点をつけたらダメなんです。
なるほど。


神代文字のパワーと歴史

神代文字には「言霊(ことだま)」だけでなく「字霊(じだま)」もあって、字そのものからパワーが出ているんです。
本当に癒されるんですよ。
言霊っていうのはよく聞きますけど、字霊っていうのは初めて聞きました。
面白いですね。
ちなみに、神代文字と龍体文字ってどう違うんですか?


龍体文字って、神代文字のひとつなんです。
上古第十二代宇麻志訶備天皇(ウマシアシカビスメラミコト)が記した文字とされています。
神代の大神様ごとにそれぞれ違う字体があって、私が学んだだけでも57種類。
それ以上にもっとたくさんあるみたいです。
そんなに種類があるんですね。
神代文字っていつ頃からあったものなんでしょうか?


縄文時代よりもさらに前の、神代の時代からあったとされています。
世界中の言語の元はひとつで、それが日本発祥だと言われているんですよ。
すごい歴史があるんですね。


丸山さんが神代文字を書き始めたきっかけ
丸山さんは、どうしてこのお仕事を始めることになったんですか?


実はですね、最初は私自身の意思で始めたわけではないんです。
ある日、突然長野の方が私の家にいらっしゃったんですよ。
突然?


その方の娘さんが持っていた顧客名簿に私の名前があり、『この人に会いに行く』と決められたそうです。
それは本当に不思議ですね。


ですよね。でも、そこからさらに不思議なことが続くんです。
その方に『3カ所の神社にお参りしてください』と勧められました。
そしたら、そのうち二カ所の神社を参拝し、不思議な体験をして…。
それを長野の方に報告したら、最後の一カ所である岐阜県の『位山(くらいやま)』について、『一人では行けそうにない』と伝えたんです。
位山…? 何か特別な場所なんですか?


神聖な山で、昔から神々が降り立つ場所とされているんですよ。
でも、一人で行くのはなんとなく気が引けて…。そうしたら、その方が『私がお連れします』と言ってくださって。
それで、高山市の一之宮・水無神社(みなしじんじゃ)で合流し、無事に参拝できたんです。
何か特別なことはありました?


そのとき、『一之宮巡りはされていますか?』と尋ねられたんです。
私はまだだったので、「では、位山から始めましょう」と言われました。
そこから長野県と静岡県の一之宮を、その方の案内で巡ることになりました。
まるで導かれてるみたいですね。


本当にそんな感じでしたね。
そして今度は、私が九州の一之宮をご案内することになったんです。
福岡県と大分県の一之宮を一緒に巡り、ご案内が終わった一週間後に、長野から茶封筒が届きました。
何が入ってたんですか?


封筒を手にした瞬間、なぜか涙があふれて…。
中には、安藤妍雪(けんせつ)先生の神代文字に関する本が入っていたんです。
ページを開いたら、また涙が止まらなくなりました。
何か感じるものがあったんですね。


驚きながらも、長野の方にお礼の電話をしたら、
『あなたは安藤先生に会わなければならない方ですね。私がお連れします。』
って言われて…。
それで、東京の教室へ同行することになりました。

まるで運命みたいですね。


そうですよね。そして当日、少し遅れて教室に入り、安藤先生に一礼して席についたんです。
机の上には神代文字のお手本が置かれていて、長野の方から『三枚書いてみてください』と勧められました。
いきなりですか?


はい。でも、私は『書けません』って何度も断ったんです。
それでも勧められて、思い切って筆をとったら…驚くほどスラスラと書けたんです。
何の練習もなしに?


そうなんですよ。
三枚書き終えて、恐る恐る先生のもとへ持っていったら…先生が突然、こうおっしゃったんです。
『まあ! またお会いしましたね。』
でも、その日が初対面ですよね?


そうなんです。だから私も『今日が初めてのはずなのに…?』って不思議に思っていたら、先生が続けてこうおっしゃったんです。
『あなたは22万年前に、私と一緒に神代文字を書いていた方だから、書けないはずがないのです。』
22万年前…すごすぎて言葉が出ません。


びっくりしました。でも、その瞬間、すごく腑に落ちたんです。
本当に不思議な体験ですね。
それが今のお仕事に繋がっているなんてすごいです。


ありがとうございます。
今でも、自分がこの道を歩んでいるのがどこか不思議に感じることがありますが、これはきっと私の役割なんだと信じています。

今後の目標
今後、どんなことを目指していきたいですか?


日本人はもちろんですが、世界中の多くの人に神代文字を知っていただきたいと思っています。
日本の大事な文化ですし、癒しや力を与えてくれるものですから。
素晴らしいですね。


最後に
では最後に、これを読んでくれた方に何か一言お願いします。


もし少しでも興味をお持ちいただけたら、ぜひお気軽にお電話くださいね。
お待ちしています。
丸山廣子さんのプロフィール

名前:丸山廣子
誕生日:9 25
出身:京都郡勝山町
家族構成:子供男2 孫4人
好きな食べ物:何でも好き
趣味:ものづくり
夢&目標:神代文字を知ってもらいたい
得意なこと:ものづくり
尊敬する人:安藤けんせつ
昭和40年 | 丸勝自動車整備工場 【主人と2人で開業(2025年で60年目)】 |
昭和44年 | 溶接士取得 |
昭和45年 | 有機溶剤取扱主任者取得 |
昭和48年 | 自動車整備士エンジン3級取得 |
昭和49年 | 大型2種運転免許取得 |
昭和50年 | 普通車査定士取得 |
昭和58年 | ブティック開業 |
昭和61年 | 押花講師取得 同時に押花教室を開く |
平成 6年 | レジンフラワー師範取得 教室を開く コーティングクラフト師範取得 |
平成 7年 | 財団法人日本手芸作家連合会 丸山クラフト教室指定登録 |
平成 8年 | 工房遊草花開業 (自宅) 日本手芸作家連合会パリ・ルーブル美術館にて国際交流展参加 |
平成 9年 | 大和絵 (源氏絵淋派絵箔絵) 雅号 丸山琇廣 取得 |
平成14年 | 日本レジン手工芸協会専任講師 |
平成24年 | 株式会社ノヴァ・グレート設立 神代文字 雅号 丸山璠雪 |
平成25年 | 主幹修法士称号 丸山誠雲 ※障害者施設へ物作り支援のボランティアや、 生涯学習支援をさせて頂いてお ります。 |